30代後半からの不妊治療 (2)


こんにちは。すえぞうです。

今回は、前回に引き続き我が家の不妊治療についてです。

不妊治療開始後1ヶ月

【2015年8月8日ー自宅にて】

この日は奥さんの検査結果を聞きに行く日です……たしか卵管造影の検査も7月下旬~8月初旬に行っていたと思います。

夫婦でのクリニック再来は前回から1か月後となりました。

この日は奥さんだけでなく、すえぞうも検査を受けることになっています……といっても、来院前に精子を採取し受付に渡すだけなのですが…….(−_−;)

 

不安はあるものの、時間もないので、出かける直前にいそいそと自宅の個室に入り、奥さんが事前にもらっていたカップに朝の新鮮な精子を入れ、キツく蓋をし持って行くことにします。。

(採取からクリニックに持ち込むまでの目安は2時間以内らしいです・・)

 

検査時、女性の方は自分が不妊体質かもしれないと不安になられることがあるかもしれませんが、それは男も同じです。

よく巷で、「成人してから40度近い高熱を出したことがあると、精子を作る機能が失われてしまう……」と言われていますが、すえぞうは成人後も高熱で寝込んだことが何回かあったので、検査前は、自分の精子がちゃんと動いてくれているか不安でいっぱいでした。。

 

 【2015年8月8日ークリニックにて】

クリニック到着です。前回同様、この日もフロアーに人が溢れかえっています。。。

 

人が溢れている中、例のカップを受付に渡すのは、多少はばかられましたが、何食わぬ顔で受付の女性にそっと差し出すと、慣れた感じで事務的に受け取ってくれました。。こういう時は、事務的で冷淡な対応も気持ちを楽にさせてくれます(笑)

すえぞうは、出すもの出して後は手持ち無沙汰な状況でしたが、奥さんはこの日も(不必要かもしれない?)検査を受けていました。。まあ、よく分かりませんが、こんなものなんだろうと、こちらは雑誌でも読んで、検査結果と医師の面談を待つことにします。。

2時間ほど待ったでしょうか。。ようやく奥さんの検査も終わり医師との面談となりました‥‥

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【2015年8月8日ー検査結果】

いよいよ医師との面談です。

 

 

診察室に入ると冷たそうな(偏見かもですが…)中年の医師が待っていました。どうやら医院長らしいです。

にこりともしない医師から不妊治療の経緯と妊活期間、背景等について簡単に質問を受けすぐに検査結果の説明となりました。

色々と検査を受けたにもかかわらず、検査の説明等は全くなく、淡々と、B型・C型肝炎陰性、HIV陰性、クラジミア陰性etc..検査結果を簡単に読み上げ、最後に奥さんのAMH(抗ミュラー管ホルモン(※1))の値とすえぞうの精子の運動率が表示された紙を差し出し、ひと言。

 

医師:「これがお二人の数値です。御覧の通りいい数値ではありませんので、まあ自然にお子さんができることはないでしょうね。AIH(人口受精)よりも初めから対外受精から始められるべきでしょう」

すえぞう&こはる(奥さん):!!!!??????

すえぞう:「・・・不妊治療が初めてなもので、おっしゃっていることが良くわからないのですが‥‥その……数字の意味も分からないので、少しご説明いただけないでしょうか?」

医師:(冷たい目で見つつ)「…いや、数字見ればわかるでしょ…」「AMHが奥さんは1.87ng/ml(※2)だから実質一般女性の42歳程度の水準、旦那さんは精子の運動率18.4%、直進率も8.6%(※3)」

すえぞう:「‥‥我々はできにくいということですか?」

医師:「いや、だから数字の通りですよ。うちでは対外受精を勧めます。ま、この数字なら初めから顕微授精から始められたらどうですか?検討していただいて、進めるということであれば、ご連絡後予約をお願いします。次の患者さんもいるので、もう結構ですよ」

すえぞう&こはる(奥さん):「………」

 

医師との面談時間は5分~10分程度でした。。

(注記)

※1:卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているかの目安となる値

※2:奥さんは当時35歳

※3:運動率は50%以上が正常、直進率は25%以上が正常

 

【2015年8月8日ークリニックを後にして】

この日の診療費を支払い、暗い気持ちでクリニックを後にしました。。

最悪の数値を見せられ暗い気分になったのもあるのですが、何よりも、ろくに説明もなく「数字見ろよ馬鹿」的な上から目線の対応で面談も早々に打ち切られ、あきれるというかなんというか、ある意味これが不妊治療の医者の対応かと衝撃でした。。

(後日この医師が最悪なだけだと気づくのですが‥‥)

 

受診者の妊娠実績では有名なクリニックのひとつですが、患者が溢れているせいなのか、患者の扱いがひどすぎます。

まさに殿様商売ですね。

「医は仁術」という言葉をこの医師は忘れてしまっているのでしょうか???

 

夫婦ふたりともにホントに腹が立ったので、このクリニックには二度と通わんと即日即決しました(笑)

実際には腹が立ったり、笑える状況ではないのですが、こんな対応をする医師の言っていることが正しいわけはないとの思いも強くあって、以後は他院で不妊治療を継続することになります。。。

(次回に続く)

 

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