30代後半からの不妊治療(15)


こんにちは。すえぞうです。

本日も不妊治療関連記事の更新となります。

流産の不安

前回無事妊娠を確認できた我々ですが、幸せを感じたのも束の間、その後すぐに我々の不妊治療がまだ終わりでないことに気付きます………

流産の確率

不妊治療を始めた頃、我々の目的は妊娠すること=受精&着床でした。

そもそも夫婦ともに不妊体質だったので、まずは何より妊娠。それがゴールだと思っていました…

が、いざ妊娠し気付くのが高齢出産に伴う流産率の高さです…一般的に流産の確率は妊婦の年齢が30代前半までで15%、35歳から39歳までで20%、40歳以上で40%と言われています。

我々の場合、奥さんの体質もあり、恐らく3割程度は流産となる確率があるということにこの時初めて気付くことになりました…

ゴールだと思っていた地点が実はまだ中間地点を少し過ぎた6-7合目に過ぎないことを知り、我々はその後不安を抱えつつ経過を見守ることとなります…

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武蔵境いわもと婦人科クリニック5回目の受診

不妊治療を専門とするクリニックには「卒業」と言われる不妊治療終了の日が存在し、この卒業の日に一般の産婦人科への転院の紹介状を書いて頂くこととなっています。

が、裏を返すと、この卒業の日までは不妊治療が継続するということで、妊娠したものの流産となる可能性も低くはないということです…

我々の場合、妊娠を確認するまでは、月に一度の受診だったのが、妊娠確認後は受診の頻度が2週間に一度程度となりました…いわば経過観測期間ですが、この2週間の間、我々は着床した受精卵が無事に育ってくれることをひたすら祈る日々を送ることとなります。

この時期の目標

赤ひげ先生の次回の診療は4回目の受診の10日後に予定されていました。受診日までは、不安と期待が入り混じった日々を過ごすことになりました…

この時期の我々の目標は「心拍」の確認です。

一般に、心拍確認ができるのは妊娠6-7週目で、この心拍確認ができると流産の確率が大幅に(5%程度まで)低下すると言われています。

とにかく、この心拍確認ができるかどうかが、次回の受診で最も気になるところでした…

武蔵境いわもと婦人科クリニック5回目の受診

さて、いよいよ5回目の受診日です。この日、我々は、心拍が確認できるかもしれないという淡い期待と、その逆で、辛い思いをするかもしれないという覚悟を持ちつつ武蔵境いわもと婦人科クリニックへ向かいました。。

クリニックに到着し受付を済ませ、静かに自分たちの順番を待ちます。。。

この日は事前の予約通りそれほど待つことなく受診となったかと思います。。。いよいよ診察です…

 

以下、その時の赤ひげ先生との会話となります。

 

(診察室にて)

赤ひげ先生:「こんにちは(^_^)。その後変わりはありませんか?」

こはる:「はい。ただ妊娠しているという実感がありませんし、流産となっていないか常に不安です…」

赤ひげ先生:「なるほど…では早速診て診ますか。隣の部屋(モニター室)へどうぞ」

 

(モニター室にて)

赤ひげ先生:「どれどれ……ふむ(^^)…元気に育ってますよ!」

すえぞう&こはる:「…ふぅ…良かったです…」

赤ひげ先生:「では、モニターをご覧ください」

(そこには、少し大きくなった我が子が…前回は2ミリ程度の丸い点でしたが、今回は14ミリ程度の長細い形状へ成長しています…そして……)

……:「トクン……トクン……トクン…」

すえぞう&こはる:「…!!!!!」

すえぞう:「先生!こ、これはもしかして心音ですか??」

赤ひげ先生:「はは(^^)。面白い旦那さんですね。もちろん心音ですよ!」

……:「トクン……トクン……トクン…」

すえぞう&こはる:「………(*´ー`*)」

 

という会話があり……この日我々は無事、心拍を確認することができました。

 

まだ不安は残るものの、心拍の確認ができたことで、この日以降は以前よりも安心して過ごすことができるようになります………

が、ある出来事によりそんな安らかな日々を送れたのもほんの数日となりました…

(次回へ続く)

 

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