不妊治療の羅針盤


こんにちは。すえぞうです。

不妊治療の実録記事が一服したので、今回は、総集編的な意味も含めて、不妊治療中又は不妊治療を検討されている方向けに管理人が考え、実践したステップをご紹介させていただきます。

はじめに

そもそもの話なのですが、このブログ「生活の羅針盤」は生活に役立つ情報を管理人の知識の範囲内で身近なところからご紹介していくことを目的に開設しました。

最初は得意分野である資産運用やら節税、節約に関する記事を中心に更新していく予定だったのですが、記事を更新していく中で、自分の経験でまず最初に世の中に伝えたいことを考えた時、管理人夫婦が悩み苦しんだ不妊治療に関する出来事や経験をまずは紹介すべきなのでは……と考えたこと、それが、この一連の不妊治療記事更新につながりました。

当初は、不妊治療の記事がブログの趣旨に沿うものか疑問もありましたが、我々夫婦がそうであったように、今現在も真剣に赤ちゃんを欲し、不妊治療の治療方針、病院探しで悩まれ、サイト検索を続けられている方も少なくないと思います………そんな方々の指針……とまではいかないまでも、良き参考になればと我々の実体験を記載しました。

長期間、不妊治療を継続されている方には当たり前で全く参考にならない記事もあるかもしれませんが、ご容赦下さい…ご紹介した記事が少しでも皆様のご参考になれば幸いです。

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不妊治療をこれから始められる方へ

羅針盤というにはおこがましいのですが、参考程度ということで、これから不妊治療を始められる方、検討される方向けに管理人が考え、実践したステップをご紹介させていただきます。

Step1: 夫婦間の合意

不妊治療は1人ではできません。どちらかだけが偏った知識でアプローチしても夫婦間の理解が得られず、なかなか治療が進まないと思います。まずは、夫婦が協力しあって治療に取り組む姿勢が大事です。お金もかかることなので、お互いに協力しあって治療に取り組む気持ちを固めましょう。

Step2: 情報収集

不妊治療に取り組むことを夫婦で合意したら、次は具体的な情報収集です。

不妊関連のブログや不妊治療専門クリニック記載の不妊治療情報を確認するのも良いかと思いますが、管理人は、まずは不妊治療セミナーに参加されることをお勧めします。

不妊治療セミナーは営業目的が半分なので、参考にならない部分もあるかもしれませんが、実際のデータに基づいた不妊治療のいろはを説明してくれるのでとても参考になります。我々もKLC系列のクリニックが行うセミナーに参加し、そこで当初の不妊治療方針を固めました。

当時はなかったのですが、今は武蔵境いわもと婦人科クリニックでもセミナーを定期的に開催されいるようなので、お近くにお住いでご参加可能な方は、こちらに参加されるのも良いかもしれません。

※外部リンク:武蔵境いわもと婦人科クリニック主催のセミナー

 

Step3: 不妊検査

情報収集を経てある程度の知識を得たら、不妊検査の設備が整っているクリニックにて男性及び女性不妊の検査を受け、AMH(卵巣の中に残っている卵子の目安となる指標)や精子運動率の確認をされた方が良いかと思います。今後の治療方針を決める目安となりますし、本気で不妊治療に取り組む切っ掛けともなります。

なお、我々もそうでしたが、検査を受けられたクリニックで治療を継続する必要はありません…あくまでも指標となる数値をまずは確認された方が良いということです。

因みに管理人は精子採取を2度行いましたが、採取方法や体調により結果は大きく異なります。旦那様が精子検査を受けられる場合は、より正確なデータを得るため、現地(クリニック内の施設)にて採取されることを強くお勧めします。

Step4: 治療方針決定

別途、改めてUPする予定ですが、不妊治療には大きく分けて4つのステップ療法というものが存在します(当ブログの参考記事)。

タイミング→人口授精→体外受精→顕微授精の4ステップのことですが、治療方針の決定は最終的には夫婦で相談して決定することになります。

ただし、専門医でないのでどんな治療が自分たちに合っているのか判断するのは非常に難しいかと思います…クリニックの専門医にご相談しつつ治療方針を固めるのが一般的だと思いますが、我々の場合は、以下の2つの指標を基準に不妊治療の方針・あらかたの治療期間イメージを固めました。

1.AMH値

卵子の数には限りがあります。高齢出産の場合は特に、自身のAMH値も視野に入れて治療の方針や期間を決める選択もあるかと思います(但し、卵子の質と量は関係がありませんので、低AMHだからといって諦める必要は全くありません)。

2.お金

不妊治療にはお金がかかります。特に体外受精に取り組む場合は100万円単位での出費を覚悟する必要があります。家計の資金繰りに大きく影響しますので、助成金を利用することも視野に入れつつ、どのタイミングでどの程度の期間、どの治療を行うかを検討されたほうが宜しいかと思います。

と、上記2つが我々が治療を行う上で目安とした指標ですが…最終的には、ご自身で判断されるのは難しいかと思いますので、まずは専門医とよくご相談の上、決定されたほうが宜しいかと思います。

Step5: クリニック選び

不妊治療の成否はもしかするとクリニック選びに尽きるのかもしれない……と個人的には考えます。

明言できること、そして注意すべきことは、患者の利益を最優先し治療にあたる医師ばかりではないということです。

悩み苦しみ頼ってくる患者を工場のラインに乗った部品程度にしか考えないような医師も中にはいます。。(´・_・`)

不妊治療を始めたばかりで、何の知識もないと、専門医の言うなりに治療を開始、継続し、無駄な投薬や手術で時間ばかりが過ぎ、母体を痛める結果になることもあるかもしれません……

とはいえ、お住いの地域などによって受診できるクリニックも限られてくるかと思いますので、どのクリニックをどの基準で選べば良いかということは非常に難しい問題かと思います…

残念ながら管理人から個々のクリニック選びの助言を行うことはできません…が、個人的には、患者の悩みにきちんと耳を傾け、適切な助言をして下さる医師がいるクリニックが理想だと考えます。

Step6: 実際の治療と体質改善

治療を開始するクリニックを選んだ後は、治療を行いつつ、自身の体質改善を行うことも重要だと思います。

このブログでも、我々の体質改善の取り組みを以下の記事でご紹介しています。

管理人の体質改善: 30代後半からの不妊治療(10)

奥さんの体質改善: 30代後半からの不妊治療(11)

管理人夫婦の場合は、やる前と後では数値も改善しましたので一定の効果はあったかと思います。

自身の健康のためにも体質改善に向けた何らかの取り組みはなされたほうがよいのではないかと思います。

 

以上、少し長くなってしました…ご紹介した内容が少しでも皆さんのご参考になれば幸いです。

この記事に関してご意見、ご質問等ございましたら、お問い合わせフォームにてご連絡下さい。

それでは

すえぞう

 

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